髪の健康を守るために、シャンプーの選び方にこだわっている方は多いのではないでしょうか？
特に、アミノ酸シャンプーは髪や頭皮に優しいと言われ、人気がありますよね。
しかし、アミノ酸シャンプーと謳っている製品の中には、実際にはアミノ酸系成分が少ししか含まれていないものもあります。 そんなシャンプーを使っても、期待する効果が得られないこともあるので、選ぶときには注意が必要です。
この記事では、アミノ酸シャンプーを選ぶ際に注意すべきポイントや見分け方をわかりやすく解説します。 また、通販で購入できるおすすめのアミノ酸シャンプーも紹介します。
アミノ酸系シャンプーの見分け方
アミノ酸シャンプーを正しく選ぶためには、成分をしっかりと確認すること。ここでは、成分の見方や注意点も含めて解説していきます。
「水」の次の成分をチェック
成分で１％以上配合のものは含有量が多い順に記載されています。ほとんどのシャンプーでは、最初に「水（精製水）」がきますが、その次の洗浄成分を確認します。
洗浄成分をチェック
アミノ酸系洗浄成分の種類によって特徴が異なります。ここでは、それぞれの系統ごとに代表的な成分を紹介します。
| グルタミン酸系洗浄成分 | 頭皮に優しく、保湿力が高いのが特徴。髪をしっとりと洗い上げ、乾燥が気になる方や、しっとり感を求める方におすすめです。 | ココイルグルタミン酸Na ラウロイルグルタミン酸Na など |
| アラニン系洗浄成分 | しっかりとした洗浄力がありながらも、マイルドな成分で髪や頭皮に優しい。オイリーな頭皮や髪のボリュームを出したい方に適しています。 | ラウロイルメチルアラニンNa ココイルメチルアラニンNa など |
| グリシン系洗浄成分 | 高い洗浄力を持ちながらも、頭皮や髪に優しいアミノ酸系成分。洗いあがりも良くさっぱりするが、髪にきしみ感を感じることがあります。 | ココイルグリシンK ラウロイルグリシンNa |
| アスパラギン酸系洗浄成分 | アミノ酸系では新しい洗浄成分。適度な洗浄力を保ちながらも、低刺激でお肌にやさしく、さっぱりした洗いあがりです。 | ラウロイルアスパラギン酸Na ココイルアスパラギン酸Na |
他にもありますので、購入を検討しているアミノ酸系シャンプーの成分を化粧品成分オンラインで調べてみてください。
アミノ酸シャンプーと謳われていても、アミノ酸系洗浄成分の含有量が少ない場合があります。成分でアミノ酸系成分が下位に記載されている場合、そのシャンプーのメインの洗浄成分は別のものである可能性があります。シャンプーを選ぶ際は、アミノ酸系洗浄成分が上位に記載されているかを確認しましょう。
おすすめアミノ酸シャンプー！
おすすめのアミノ酸シャンプー
アミノ酸シャンプーの見分け方を理解したところで、具体的におすすめの商品を2つ紹介します。
どちらも「水の次」にアミノ酸系洗浄成分が記載されており、頭皮や髪に優しい仕上がりが特徴です。
爽快柑（そうかいかん）
精製水の次は「ココイルグルタミン酸Na（N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム）」といったグルタミン酸系洗浄成分です。医薬部外品としての認可を受けているため、効果も実感したい方におすすめ。
| 有効成分 | グリチルリチン酸ジカリウム 効果効能：ふけ。かゆみを防ぐ。毛髪・頭皮の汗臭を防ぐ。毛髪・頭皮を清潔にする。毛髪・頭皮をすこやかに保つ。 |
| 香り | 爽やかなオレンジの香り |
| その他の特長 | 弱酸性 |
ラサーナ プレミオール
アミノ酸系洗浄成分「ココイルグルタミン酸TEA」が水の次に記載されています。海藻エキスや海泥（クレイ）が配合されており、頭皮をしっかりと洗浄しつつ、髪に必要な潤いを保ちます。オーガニック認証成分も含まれており、自然派の方におすすめです。
| オーガニック認証成分 | セロリ種子エキス、スクレロカリアビレア種子油、ブドウ種子油、スクワラン(保湿成分) |
| 香り | アロマティックフローラルな香り |
| その他の特長 | 海藻のエキスや海泥を配合 |
アミノ酸シャンプーを選ぶ際には成分で「水の次にアミノ酸系洗浄成分」が記載されているかが重要なポイントです。髪や頭皮に優しいアミノ酸シャンプーは、敏感肌の方や髪のダメージが気になる方におすすめです。
今回ご紹介した「爽快柑」と「ラサーナ プレミオール」は、どちらもアミノ酸系洗浄成分をメインに使用している商品です。それぞれのシャンプーには特徴があるので、自分の髪質や悩みに合ったものを選んで、心地よいヘアケアを楽しんでください！
おすすめアミノ酸シャンプー！
